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※筆者プロフィール:AGA治療2ヶ月目/地方の対面AGAクリニックに通院中の30代会社員です。医療従事者ではありません。
AGA治療を始めるかどうか迷っているとき、私が一番知りたかったのはこれでした。
「で、結局いつから効くの?」
費用を調べて、クリニックを比べて、ここまで来た。でも最後に残るのは、たいていこの一言だと思います。お金をかけて、注射までして、それで何ヶ月も変わらなかったらどうしよう、と。
先に結論を書きます。私の場合は、治療開始から約2ヶ月で変化を感じました。 担当の先生も「ちょっと早いね」と驚くくらいのスピードでした。ただしこれは、あくまで私の経過です。効果が出る時期には個人差があるので、「あなたも2ヶ月で」とは言いません。
この記事では、私が実際にどんな治療をして、1ヶ月目に何を感じて、2ヶ月目に何が変わったのかを、できるだけ正直に書きます。効果の時期が不安で足が止まっている方の、ちょっとした地図になればうれしいです。
始める前、一番不安だったのは「本当に効くのか」だった
正直に言うと、治療を始める直前の私が一番怖かったのは、お金でも注射でもありませんでした。
「効かなかったらどうしよう」——これでした。
私の髪との付き合いは長くて、中学で坊主にしたら友達に「剃り込み入れた?」と言われたところから始まっています。生え際がもともとそういう形だったんですね。20代の中頃には、M字・つむじ・軟毛の天パという三重苦を自覚していました。だいたいのハゲは経験してきた自負があります。
それだけ長く悩んでいると、逆に「今さら治るのか」という疑いも強くなる。期待してまた裏切られるのが怖い、という感覚です。ここで足が止まる人、けっこう多いんじゃないでしょうか。
だから私の場合、効果の時期に過敏になっていたのは、お金の問題というより「もう一度がっかりしたくない」という気持ちの問題でした。同じところで止まっている方がいたら、その不安は正常だと思います。
AGA治療を始めるまでの経緯は、第1号の記事 「悩んでる時間がもったいなかった — 私がAGA治療を決めた日」 に詳しく書きました。
私の治療メニューと、通院のペース
効果の話をする前に、前提として「何をやっているか」を共有しておきます。同じ条件かどうかで、参考になる度合いが変わるからです。
私が地方の対面AGAクリニックで受けているのは、次の2つです。
- デュタステリド(飲み薬。サガーロのジェネリックにあたるもの)
- メソガン(頭皮に直接、自動で注射していく施術)
飲み薬で内側から、注射で頭皮に直接、という二本立てですね。通院のペースは、最初の3回は月に1回、効果が見えてからは3ヶ月に1回に間隔があきました。
初診はカウンセリングと血液検査で30,000円。ここは経理職のクセで領収書をしっかり取ってあります(笑)。費用の内訳は別記事にまとめたので、お金のリアルが気になる方はそちらをどうぞ。
費用の内訳は 「AGA治療は毎月いくら?1年続けた私の費用を家計簿で正直に公開」 にまとめています。
ちなみに初診のとき、先生から言われた一言がなかなか効きました。「効果がみられない領域に、片足を突っ込んでいますね」。要するに、もう一歩遅かったら手遅れ寄りだった、ということです。これを聞いて、よけいに「効くのか」が不安になったのを覚えています。
1ヶ月目:何も変わらなくて、正直あせった
ここが、この記事で一番伝えたいところかもしれません。
1ヶ月目、私の見た目は何も変わりませんでした。
毎朝、鏡の前で生え際をのぞき込む。風呂上がりに頭頂部を気にする。でも変化はない。むしろ「お金も時間もかけたのに、これは外したか?」という不安のほうが大きくなっていきました。
人によっては、この時期に抜け毛が増えたように感じることもあるそうです。一般には「初期脱毛」と呼ばれていて、治療の過程で起こりうる現象として説明されることがあります。ただ、これは私が医学的に解説できる話ではないので、気になる症状があれば必ず担当の医師に相談してください。私の場合は、強い抜け毛よりも「変化がないことへの焦り」のほうがつらかったです。
ここで知っておいてほしいのは、1ヶ月で見た目が変わらないのは、めずらしいことではないということ。髪が生え替わるサイクルを考えれば、数週間で劇的に変わるほうが想像しにくい。頭では分かっていても、当事者になると毎日そわそわするんですよね。
だから、もし今あなたが「1ヶ月たったのに変わらない」と落ち込んでいるなら——少なくとも私は、まったく同じところで止まっていました。そこで投げ出さなかったのが、結果的に良かったと今は思います。
2ヶ月目:先生も驚いた変化が出始めた
転機は2ヶ月目でした。
ある日、妻にこう言われたんです。「頭頂部、かなり増えてるよ」。
正直、最初はピンときませんでした。というのも、頭頂部って自分じゃ見えないんですよね(笑)。一番気にしている場所なのに、本人が確認できないという、なんとも間の悪い部位です。鏡を二枚使ってようやく、「言われてみれば……地肌の透け方が違うかも」という程度でした。
ところが、通院日に先生に見てもらうと反応が明らかに違いました。「これはちょっと早いね」。効果が出るにしても、もう少し先を見ていたようです。あの「片足を突っ込んでいる」と言った先生が驚いたわけですから、私の体には合っていたんだと思います。
ここで正直に書いておきたいのは、実感の濃さには差があるということ。客観的に見える妻や先生は「増えた」と言う。一方、本人の私は頭頂部が見えないぶん、実感はわりと薄めでした。劇的な感動というより、「あ、ちゃんと進んでるんだ」という静かな安心に近かったです。
念のためもう一度書きます。これは私の経過であって、効果の出方や時期には個人差があります。同じ薬でも、人によって違う歩み方になるはずです。
なぜ私は早く感じられたのか(私見と一般論を分けて)
「2ヶ月は早い」と先生に言われたので、なぜだったのかを自分なりに考えてみました。ここからは私の推測と一般に言われていることを、はっきり分けて書きます。
まず一般論として言われているのは、こういうことです。
- AGA治療は、効果を実感するまで一般に半年ほどかかるとされることが多い
- 内服薬は飲み続けることが前提で、途中でやめると元に戻りやすいと説明される
つまり「2ヶ月で何か感じた」は、一般的な目安より早いほうに入ります。
そのうえで、なぜ私が早かったのか。ここは医学的根拠のない私個人の感想ですが、思い当たるのは次の2点です。
- 飲み薬と頭皮への注射という、二方向からのメニューだったこと
- 良くも悪くも反応しやすいタイミングで始められたこと(「片足」と言われたくらいなので、伸びしろが残っていた)
繰り返しますが、これは私の自己分析にすぎません。あなたに同じ条件をすすめるものでも、同じ結果を約束するものでもないです。実際のメニューは、必ずクリニックで医師と相談して決めてください。
効果を焦っているあなたへ
ここまで読んでくれた方の中には、もう治療を始めていて、「まだ変わらない」と毎日鏡とにらめっこしている人もいると思います。1ヶ月目の私が、まさにそれでした。
だから、当時の私に言ってあげたい言葉をそのまま書きます。
焦って毎日チェックする時間こそ、一番もったいない。
髪は、こちらが見張っていてもいなくても、変わるなら勝手に変わっていきます。1ヶ月で結果が出ないのは外れではないし、私の場合は2ヶ月目にふっと景色が変わりました。その間に私ができたのは、決めたメニューを淡々と続けることだけでした。
そしてもう一つ。変化は、自分より周りのほうが先に気づくことがあります。私の頭頂部に最初に気づいたのは、私ではなく妻でした。自分の主観だけで「効いてない」と決めつけないでほしいんです。
不安なら、抱え込まずに次の通院で先生に聞いてください。「自分はこのペースで合ってますか」と。その一言で、私の心はずいぶん軽くなりました。
まとめ:迷っている時点で、もう「治療したい」と思っている
最後に、私の経過をかんたんに振り返ります。
- 治療内容:デュタステリド+メソガン(地方の対面クリニック)
- 1ヶ月目:見た目の変化なし。焦りだけが大きくなった
- 2ヶ月目:妻と先生が変化に気づいた。先生も「早い」と驚いた
- 実感の濃さ:頭頂部は自分で見えないので、本人の実感は意外と薄め
- 得たもの:日常の悩みが、1つ消えた
効果がいつから出るかは、本当に人それぞれです。私はたまたま早いほうでしたが、半年かけてゆっくり変わる人もいる。だからこの記事も、「私はこうだった」という一例として受け取ってもらえたらと思います。
そのうえで、最後にこれだけ。
「効果はいつから出るんだろう」と検索して、ここまで読んでいる時点で——あなたはもう、治療したいと思っているんじゃないでしょうか。
迷っている時間も、効くか効かないか毎日気にしている時間も、過ぎてしまえば同じくらいもったいない。私はそれを、1ヶ月目に身をもって知りました。一歩先を歩く先輩として言えるのは、止まっているより、進みながら不安と付き合うほうがずっと楽だった、ということです。
あなたの旅が、いい方向に進みますように。
※効果には個人差があります。本記事は私個人の体験談であり、特定の治療や効果を保証・推奨するものではありません。AGA治療を検討する際は、必ず医師の診断を受け、ご自身の状態に合った方法を相談してください。