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※筆者プロフィール:AGA治療1年目/地方の対面AGAクリニックに通院中の30代会社員です。医療従事者ではありません。

AGA治療を始めようか迷っているとき、お金でも、注射でもなく、これが一番こわかったという人は多いと思います。

「飲み薬って、副作用は大丈夫なの?」

分かります。私もそうでした。ネットで「AGA 副作用」と検索しては、出てくる単語にいちいち手が止まる。せっかくクリニックの場所まで調べたのに、最後の最後でブレーキがかかる。あの感覚、よく覚えています。

先に結論を書きます。私の場合は、デュタステリドという飲み薬を1年以上飲んで、気になる副作用はありませんでした。 淡々と飲み続けて、今日まで来ています。ただし、これはあくまで私の体感です。薬の効き方も、副作用の出方も人それぞれなので、「だからあなたも大丈夫」とは言いません。少しでも不安があるなら、最後は必ず医師に相談してください。これだけは先に強くお伝えしておきます。

この記事では、始める前の私が副作用をどれだけこわがっていたか、一般にどんな副作用が言われているのか、そして私の1年が実際どうだったのかを、できるだけ正直に書きます。同じ場所で足が止まっている方の、ちょっとした地図になればうれしいです。

始める前、私が一番こわかったのは「副作用」だった

正直に告白すると、治療を始める直前、私が一番ためらった理由は副作用でした。

お金もそれなりにかかる。頭皮に注射もする。それでも、財布や痛みより先に頭をよぎったのは「体に変なことが起きたらどうしよう」という不安のほうでした。

きっかけは、たいていネットの口コミですよね。私も例にもれず、夜な夜な検索していました。すると出てくるわけです。性機能への影響がどうとか、体がだるくなるとか。真偽の分からない体験談が、断片的に飛び込んでくる。冷静に読めばいいのに、当事者になると「自分もそうなったら」と最悪のほうばかり想像してしまう。

しかも私の場合、髪との付き合いはとにかく長い。中学で坊主にしたら友達に「剃り込み入れた?」と言われたところから始まって、20代の中頃にはM字・つむじ・軟毛の天パという三重苦を自覚していました。だいたいのハゲは経験してきた自負があります(笑)。それだけ長く悩んでいたからこそ、いざ一歩というところで「でも体に何かあったら本末転倒だぞ」と、自分にブレーキをかけてしまったんですね。

髪を取り戻したい。でも、そのために体調を崩すのはこわい。この板挟みで止まっている人、けっこう多いんじゃないでしょうか。少なくとも私は、ここで何ヶ月も足踏みしました。だから、いま同じ気持ちで読んでくれている方がいたら、その不安は正常だと思います。慎重なのは、悪いことじゃないです。

デュタステリドって、どんな薬?(私が保証する話ではないので、正確には医師に)

不安の正体を知るために、まず「自分が飲もうとしている薬は何なのか」を、ざっくりでも知っておくと少し落ち着きます。私もそうでした。

デュタステリドは、一般にAGA(男性型脱毛症)や前立腺の症状に関わる飲み薬として説明されることが多い薬です。私が飲んでいるのは、サガーロという薬のジェネリック(後発品)にあたるものですね。AGAクリニックでは、飲み薬の選択肢として処方されることがあります。

ここで正直にお伝えしておきたいことがあります。私は医療従事者ではないので、この薬がどう効くのかを医学的に詳しく解説することはできません。 体のしくみに踏み込んだ説明は、ネットの記事ではなく、必ず処方する医師や薬剤師に確認してください。私が書けるのは、「こういう薬を、医師の処方のもとで1年飲んだ一人の体験」だけです。そこは、はっきり線を引いておきます。

ちなみに、ネットで自分の飲んでいる薬の名前を調べると、難しい単語がたくさん出てきて、かえって不安になることもあります(笑)。私の感覚では、ネットの断片情報で一喜一憂するより、次の通院日に先生へ「この薬って自分の場合どうなんですか」と直接聞くほうが、よっぽど早くて正確でした。

一般に言われる副作用(これは私の解説ではなく、一般情報です)

「気になる副作用はなかった」と先に書きましたが、だからといって「だから心配いらないよ」と雑に流すつもりはありません。それだと、不安な人の気持ちを置いてけぼりにしてしまうので。

一般に、デュタステリドのような薬について語られるとき、副作用として次のようなものが挙げられることがあります。あくまで一般にこう紹介されることがある、という情報として読んでください。私が医学的に断定しているわけではありません。

  • 性欲が減退したように感じる
  • ED(勃起機能の低下)のような症状
  • 体のだるさ・倦怠感

こうして文字で並ぶと、やっぱりドキッとしますよね。私も最初にこの手の単語を見たとき、まさに足がすくみました。「髪は戻っても、そっちが心配なことになったら……」と。この不安は、ごく自然な反応だと思います。検索してこわくなるのは、あなたが慎重で、自分の体を大事にしている証拠です。

大事なのは、ここからどうするか。これらは「全員に必ず起きるもの」ではなく、「一般に可能性として挙げられることがあるもの」として説明されます。出方も、感じ方も人それぞれです。だからこそ、こうした症状が心配なら、その不安をそのまま医師にぶつけてほしいんです。「自分はこういう副作用が心配なんですが」と。専門家に直接聞く——これが、ネットでひとり最悪を想像し続けるより、ずっと健全な進み方だと私は思います。

私の1年は、どうだったか

では、実際に私がどうだったのか。ここが、この記事で一番伝えたいところです。

結論から言えば、デュタステリドを1年以上飲んで、私が「これは副作用かもしれない」と気になった症状は、ありませんでした。

始める前はあれだけ身構えていたのに、いざ飲み始めてみると、生活は驚くほど何も変わりませんでした。毎日決まったタイミングで薬を飲む。それだけです。体がだるくなった実感もないし、日々の調子も以前と変わらず過ごせています。拍子抜けするくらい、淡々と続けられました。

もちろん、こうやって安心して続けられた背景には、クリニックの体制もあったと思います。私の場合、初診でいきなり薬を渡されたわけではなく、カウンセリングと血液検査を受けてからのスタートでした(ここで30,000円。経理職のクセで領収書はしっかり取ってあります(笑))。最初に医師が体の状態を見てくれて、そのうえで治療に入る。この「ちゃんと見てもらってから始めた」という事実が、私にとっては大きな安心材料でした。何かあっても、相談できる先生がいる。その前提があるだけで、心の負担はずいぶん違いました。

ただ——ここからが本当に大事なところです。これは、あくまで私の1年です。 私に気になる症状が出なかったからといって、あなたに何も起きないと約束するものではありません。薬の効き方も副作用も、体質やタイミングによって人それぞれ違います。同じ薬を同じように飲んでも、歩み方は変わってくるはずです。だから私の体験は、「こういう人もいたんだ」という一例として受け取ってください。そこだけは、何度でも書いておきます。

そもそも私がなぜ治療を決めたのか、その経緯は第1号の記事 「悩んでる時間がもったいなかった — 私がAGA治療を決めた日」 に詳しく書きました。

それでも副作用が不安なあなたへ(できること)

ここまで読んでも、「とはいえ自分はこわい」という気持ちは、簡単には消えないと思います。当然です。体のことですから。

だから最後に、副作用が不安なまま一歩を踏み出すとき、私が「これはやっておいてよかった」「これから始める人にもすすめたい」と思うことを、いくつか書いておきます。難しいことではありません。

  • 医師に、遠慮なく不安をぶつける。 「副作用が心配で踏み出せないんです」と、そのまま言っていいんです。それを聞くのが医師の仕事です。私も最初に正直に相談したことで、ずいぶん気が楽になりました。
  • 定期的に体の状態を見てもらう。 私の場合は初診で血液検査がありました。自分の体を専門家がチェックしてくれる機会があるのは、続けるうえで大きな安心になります。
  • 少しでも違和感があれば、自己判断で続けず、必ず医師に伝える。 「これくらい大丈夫だろう」と自分で決めつけないこと。気になることは、次の通院を待たずにでも相談する。これが一番大事だと思っています。

共通しているのは、不安を、ひとりで抱え込まないということです。ネットの口コミとにらめっこして、誰にも言えずにこわがり続ける——それが一番つらいし、もったいない。私もその時間を経験したから、よく分かります。心配なことは、専門家に預けてしまっていいんです。

まとめ:迷っている時点で、もう「治療したい」と思っている

最後に、この記事を振り返ります。

  • 始める前、私が一番こわかったのはお金や注射ではなく副作用だった
  • 一般にはいくつかの副作用が挙げられることがある(これは一般情報・出方は人それぞれ)
  • 私の場合は、デュタステリドを1年以上飲んで気になる症状はなかった
  • 初診の血液検査など、医師に見てもらえる体制が安心につながった
  • それでも不安なら、抱え込まず医師に相談を。違和感があれば自己判断で続けない
  • 効果にも副作用にも個人差がある。最後の判断は必ず医師と

副作用がこわくて足が止まる気持ちは、痛いほど分かります。私自身が、その入口で長いこと立ち止まっていました。でも実際に始めてみたら、私の場合は拍子抜けするくらい何事もなく、淡々と1年が過ぎました。もちろん、これは私の話であって、あなたの未来を保証するものではありません。だからこそ、こわさは医師に預けながら進んでほしいんです。

そのうえで、最後にこれだけ。

「AGAの副作用って大丈夫かな」と検索して、ここまで読んでいる時点で——あなたはもう、治療したいと思っているんじゃないでしょうか。

迷っている時間も、こわがって検索を繰り返している時間も、過ぎてしまえば同じくらいもったいない。私はそれを、自分の足踏みした数ヶ月で身をもって知りました。一歩先を歩く先輩として言えるのは、止まったまま不安を抱えているより、専門家に頼りながら進むほうが、ずっと心が軽かった、ということです。

費用のリアルが気になる方は 「AGA治療は毎月いくら?1年続けた私の費用を家計簿で正直に公開」、効果がいつ出たのかは 「AGA治療、効果はいつから出た?2ヶ月で変化を感じた私の正直な経過」 にまとめています。あわせてどうぞ。

あなたの旅が、いい方向に進みますように。

※効果には個人差があります。本記事は私個人の体験談であり、特定の治療や効果・安全性を保証・推奨するものではありません。AGA治療を検討する際は、必ず医師の診断を受け、ご自身の状態に合った方法を相談してください。気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。